昨今、「青汁」の復権が目立つように感じるのは、私だけであろうか。
かつては、健康にはよいとされながらも、「うーん、まずいっ!」というコマーシャルでおなじみだったが、
この頃では、様々なメーカーから、より改良を重ねて飲みやすくなった「おいしい青汁」が販売されているのは、周知のとおりである。
しかし、どんなにおいしく改良されても、そこに消費者の需要がなければ、商売として成り立たないのも、また自明の理であろう。
それでは、消費者の側にどんな需要があるのか、この場を借りて、おこがましくはあるが私自身の考述べさせていただきたい。
昭和40年台から本格化した、食の洋風化により、日本の食卓からかつては普通に並んでいた、伝統な献立が激減し、
今や、手作りをする人も減り、スーパーの総菜コーナーに並ぶようになっている。
だが、日本人が長く食べ続けてきた献立は、野菜が中心であったことは、みなさんも感覚的に知っておられるだろう。
そして同時に、自身の食事において、野菜の摂取量が足りないと感じておられるのではないだろうか?
その点にこそ、「青汁」が復権の機会を得たのではないか、と考えるのは決して的外れではないだろう。
確かに、繁忙を極める現代日本人に、手作りの野菜中心総菜を作る時間を持つのは厳しいだろう。
ややもすると、食事の時間さえ、十分に取れるのかどうかすらも、怪しいのではなかろうか。
一般的に青汁は、緑黄色及び淡色野菜を十分に含み、不足しがちなビタミン類を始め、
古来から日本人が食してきた菜食の効果を、補って余りある効果を持っている。
野菜の成分に含まれる多くの繊維質により、老廃物を排出する、いわゆるデトックス効果も高い。
それゆえに美容や健康に良いとされているが、ただ身体的な部分だけでなく、
十分に野菜を摂取したという心理面での健康にも、大いに寄与するところがあると、私は考えるのである。
今では粉末状のものなどもあり、携帯することも可能になった「青汁」は、まだまだ進化を続けている。
これを有効に利用するのは、心身ともに健康であり、美しくありたいと願う人々にとってとても有効であるだろう。